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【Windows有用ネタ】タスクバーとデスクトップが(一瞬)消えないように対策する

2025年12月19日

画面が突然真っ暗になってすべて消えた!と思ったら表示された!なんだこれ!
みたいな経験ありませんか?
これには奥がふか~い仕組みが関わっています。
わかりやす~~く説明していきたいと思います。

タスクバーは命綱を握られている

皆さん、ファイルエクスプローラーを見たことはありますか?
もちろん、Windowsを使っている方なら一度だけではなく100回、1000回、と見ているでしょう。

こういうやつですね。

実はこいつがタスクバーの命綱を握っています
そのため、こいつが何らかの理由によって「フリーズ」すると「強制リセット」させられます
ですが、握っている命綱はもちろん「強制リセット」でリセットされます。

ファイルエクスプローラーは、20年以上前に作られた基礎をちょっとずつ補強しながら継ぎ接ぎで機能が追加されています。そしてこの基礎が作られた当時、マルチコア・マルチスレッド機器はほぼなかったので、考慮する必要がありませんでした。

そのため、こいつはマルチスレッド処理が致命的にできないというI/O管理をするソフトウェアとしてはヤバすぎる欠点を抱えています。

  • ネットワーク経由のファイル転送
  • 低速なUSBメモリの読み書き
  • DVDドライブの読み込み待ち

などでメインスレッドがブロックされフリーズします。
「(応答なし)」になったら消える理由はこれです。
そのまま命綱を握っているから勝手に死ぬなという理由でプロセスが強制終了(殺され)、再起動されます。その過程で命綱を握られているタスクバーも一緒に殺されてしまうという話です。
——-(終)——-

命綱が強制リセットされたらその先についているものもすべてリセットされます。
なので、タスクバーも、デスクトップも、道連れにされて消えます。
そしてすぐにリセットされるので、復活するというわけです。

【解決方法】ズバリ、命綱を握らせなければいい

ここからは解決方法です。
先にことわっておきます。100%完全解決は無理です。

ファイルエクスプローラーは、初期設定では「すべての命綱を一人が持つ」という設定になっています。
でも、これだと一人が転んだらすべてが転びます。
でも、これを複数に分けると、一人が転んでも他の人は転ばなくて済みます!
というわけで設定方法を書き残しておきます。

ファイルエクスプローラーを開いて、この通りに操作しましょう。
Windows10のPCはもううちにないので画像はありませんが概ね同じです。

すると、このような「フォルダーオプション」という名前の付いた画面が出てくるはずです。

「表示」タブを選択しましょう。
※システムがバグっているせいでフォントがガビガビになっています。

この画面になったら、下にスクロールしましょう。
一番下までスクロールしましょう。

一番下に、「別のプロセスでフォルダーウインドウを開く」という項目があります。
僕の場合は既に有効(ON)になっていますが、ほとんどの方のパソコンでは無効(OFF)になっていることでしょう。
これが無効の状態では、「すべての命綱を一人が持つ」状態です。
このフォルダーウインドウがバグの塊なので、こいつに命綱を握らせるのは得策ではありません。
ということで、有効にしてOKボタンを押しましょう。

すると、ファイルエクスプローラーが一瞬閉じてもう一度開かれると思います。
これでタスクバーとデスクトップの命綱を安全な人に持ってもらうことができて、転ぶ回数が減ります。
そして消える回数が減るというわけです。

あとがき

これは、ファイルエクスプローラーのバグと時代に即さない設計のせいで起きている悲惨な不具合です。
自ら理解して、自らが設定を変えることで回避をしましょう。
皆さんが快適なPCライフを送れますように!

P.S. 20年前のエクスプローラーシステムに依存しているコントロールパネルを廃止し、ファイルエクスプローラーを全面的に最適化するとMicrosoftは約束してほしいものです。